推しの区別がつきません!

最近、顔や名前がなかなか覚えられなくなってきたけれど、それでも推したい!アラフィフのおPさんの正直な気持ちを綴ります。

大好きな赤城神社へ!

今日から長女の高校がまた冬休みが開けて始まったので、長女、次女と私の3人で長女の学校がある神楽坂へ行ってきた。


なぜ親子3人で高校へ?


長女は去年の4月から毎週土曜日に神楽坂にある通信制高校に通っているのだが、当初は3回くらいは行きに付き添って欲しいと言われ快諾した。だが、やはりどうしても行きは緊張してしまうらしく、年を越したいまも行きだけは毎週私が、また小学校が休みのときは次女も一緒に付き添っているのだ。


長女は中学で不登校になったのはいじめなど友人関係のもつれではなく、むしろ本当にお友達には助けてもらったので、本来ならそこまで緊張しなくても良さそうなものだが、無意識レベルで「学校に行きたくても行けなかった」「楽しそうなあの学生たちに自分はなれなかった」という気持ちがあるのか、学校の校舎や制服姿の同年代の子たちをみるとパニックを起こしそうになってしまうのだ。


「今日はママたちがいないつもりで学校まで行くね」と言った3回目の登校の日、その日に限って制服姿の大集団が途中から同じ車両に乗ってきたため、残念ながらチャレンジ失敗、過呼吸気味になり次の駅で慌てて降りた。


お茶を飲んだり他愛もない話をして少し落ち着いた長女に、ちょうど家と学校の中間だったのでこの後どうするか聞いたら、さすが頑張り屋の長女はとりあえず神楽坂までは行くと言った。「今日ここで帰ると、もう次回から二度と学校には行けない予感がするから」と……。


その思いは尊重してあげたかったので、とりあえず神楽坂に行くことにした。


「でも駅まで行っても学校まで行けるかはまだわからない……」と言うので、もし学校が無理ならせっかく神楽坂まで行ったんだからママの推しの赤城神社に行かない?と言ったら、それ興味ある!と言ってくれた。


神楽坂の駅に着いた長女は、やはり学校を想像すると震えてくると言うので、じゃあ赤城神社に行こう!ということになった。


長女が弱音を吐くときは相当ひどいときだから、行けないかもと言われた時点で私はわかっていた。

でも、耳鳴り、めまい、吐き気などがあったのに一縷の望みをかけて学校の最寄り駅まで来たことの方をたっぷり褒めてあげて、徒歩1分で着く赤城神社に向かった。


「この道を曲がったらとても立派な鳥居が迎えてくれるんだよ!……ほら!!」


「ホントだー!!なにこの非日常感‼」


と感動していた。


本当に赤城神社はおしゃれな街の中に突然あらわれるので、最初鳥居を見たときは私も驚いた。


境内も初夏だったので木々の緑が生い茂り、空気がとても美味しい気がした。


長女がポツリと


「ヤバい、何だか知らないけど泣きそうになってきた……」と呟いた。

さりげなく長女を見ると目が涙でキラキラしていた。


「神聖な空気って、初めて体感したかも」と言って何度も深呼吸をしていた。


神様が自分の頑張りを見守ってくれていると思ったのかな。

神様がつらい自分を救ってくれそうな気がしたのかな。


私も長女の送迎の時間つぶしにたまたま立ち寄ったとき、空気感、佇まい、その他諸々とても気に入った場所だったので、長女も気に入ってくれて嬉しかった。


で、今日。


先々週お参りしたときは出店なども出ていていつもの貸切状態ではなかったので長女は「私の知ってる赤城神社じゃない」と神社に?参拝客?にまさかのヤキモチを焼いて早々に帰ってきたのだが、今日は店などはなかったので参拝客は多かったものの、私達も参拝の列に並んでお参りをした。


おみくじを引くと長女が大吉、次女と私が中吉。

地元の氏神様を初詣したときの長女のおみくじにも書いてあったが、今日のおみくじにも「病はなおる」と書いてあった。



ありがたい!

今年も毎週お参りさせていただきますよ、赤城神社さん!!


あっ、でも……


本当は私が付き添わなくても長女ひとりで通学できるようになるのが1番いいんだけどね💦



写真は私の推しの、赤城神社の狛犬さん。珍しいおかっぱちゃん姿?でかわいい♪(表情はさすがに力強そうだけど!)