推しの区別がつきません!

最近、顔や名前がなかなか覚えられなくなってきたけれど、それでも推したい!アラフィフのおPさんの正直な気持ちを綴ります。

『キュンとしちゃだめですか?』を読んで

先日図書館で借りてきた本。




『キュンとしちゃだめですか?』

著者・益田ミリ


男性に対してキュンとする場面が具体的に90近く書いてあり、どストレートというよりは「おっ!そこに目をつけるのか!」という場面が多く、とてもおもしろかった。



まぁ、でも借りた理由はいまさら男性にキュンとしたいわけではなく、私ではなく長女の思考に何か良いヒントになるかなと思い借りた。


長女は他人に対してものすごくマイナスから入るにも関わらず、さらに減点方式で評価するので、なかなかキュンとするに至らないらしく。なので、こういう視点で人を見るとおもしろいかもよーとアドバイスしたくて読んでみた。


著者はイラストレーターということで、見開き右ページにキュンとした場面について書いてあり、左ページにはその場面のイラストが描かれているのでとてもわかりやすく、思わずクスッとしてしまった。


私は男女問わずすぐキュンキュンしてしまうので、ほとんどの場面に共感できた。


でもこの本の良いところは、キュンとする場面をただ書くのではなく、必ず最後にオチがあるところだ。


私が素晴らしいなと思ったのは、エレベーターのドアをおさえてくれた男性にキュンとしたあとの、「あの男性が買う宝くじがいつか当たりますようにと願いながら家路についたのであった」というところ!


私はこれまではキュンとしたら終わりだったが、その後の幸せまでも願ってあげるなんて、なんて徳のある方なんだ!!


なので、この本を読み終えたいまから3日ほど前からの私は、見ず知らずの人の幸せを願うマザー・テレサのような人間に生まれ変わったのだった!!

(まぁ、私の場合は厳密に言うと私がキュンとした人限定の幸せですが……。)



「キュン」という言葉で表すと、良い歳したおばちゃんが何を言っているんだと気持ち悪がられそうだが、私は「キュン=素敵だな〜、かわいいな~」というライトな感じで「キュン」を楽しんでいる!



ユーモアを忘れず、これからもいろんな人にキュンとしたいし、時にはキュンとされたりなんかしたら、それはすごくうれしいな♪



さて、長女にどうやってキュンの良さを伝えようかなー。