器の大きなバスケットに、取り込んだ洗濯物を畳まずにタオルをドーーンと入れるようになってから、数日が過ぎた。
いや、もう最高かよ〜!!
なんでもっと早くルール改正をしなかったのだろう……。
答えは簡単。
それは私の母が、洗濯物を取り込んだらすぐに全て畳み、さらにすぐにトランクスやタンクトップ、ショーツにまでビシッとアイロンをかけてからそれぞれの部屋に行ってそれぞれの所定の場所にしまってくれていた、ザ・昭和の完璧な主婦だったからだ。
その、完璧な主婦の呪縛が、令和になってもなかなか解けず、母親たるもの、妻たるもの、洗濯物くらいきれいに畳まんかい!!と、自分で自分を苦しめていたのだ。
いや、でも無理なもんは無理なのよ……。
人としての器も小さいし、できることのキャパもものすごく小さいのよ……。
で、ついにいろいろキャパオーバーになり、一つ前の記事に書いたように、最終的に洗濯物は畳まないと決めたのだ。
実際やってみて、いつもは何をやっても三日坊主な私だがこれは一生続けられそうな予感。
1番の目的の「ソファーに洗濯物を置かない」はもちろん一日中通してできているし、今まで畳むことに使っていた時間をアイロンや毛玉取りに使えるので、アイロンをかけるものを翌日に持ち越しなんてこともなくなり、その日のうちに綺麗さっぱり、何事もなかったかのような部屋をキープできている。
(まぁでもみんなは畳みながらもきっとそれくらいできているんだよな……。)
という自分の不甲斐なさに対する悲しみも無きにしもあらずだが、できる人と比べても仕方がないので良しとしよう!!
ちなみに夫も今回は自分にとくに大きな負担がなかったせいか、とくに文句もなく協力してくれている。
もう、これからは昭和の完璧な主婦像は綺麗さっぱり忘れることにしよう。
それが、わたし流の幸せだもの。
(ただの言い訳😅)