推しの区別がつきません!

最近、顔や名前がなかなか覚えられなくなってきたけれど、それでも推したい!アラフィフのおPさんの正直な気持ちを綴ります。

次女のセンス

今年度のクラス替えで長年にわたりいじめられてきたにっくきいじめっ子とやっと別々のクラスになれた次女に、どうやら親友と呼べるくらいのお友達ができたらしい。



何を隠そう、うちの次女は本当におもしろい。

世にいう「笑いのセンス」がかなりある



……と思っている。(バカ親の親バカ発言だけど。)



残念ながらいままではそのおもしろさを学校で発揮することはなく、先生やお友達にはめちゃくちゃおとなしい子と思われてきた。



これまでに何度も「勇気を出して殻を破ってごらん!次女ちゃんはめちゃくちゃおもしろいよ!」と言ったりしたのだが、いつも「もし滑ったら恥ずかしいから学校ではおもしろいことは言わない」と頑なだった。 



その次女が先日帰宅するなり、



「今日友達の〇〇ちゃんが、私の言ったことで爆笑してくれたのー!!」と、うれしそうに話してきた。



その日からは毎日、こんなことを話したら笑ってくれたよという話を聞かせてくれるようになった。



ちなみに話の内容は



次女「〇〇ちゃんのおうちはマンション?一軒家?それともお城?」

〇〇ちゃん「お城って!(爆笑)」



とか、



〇〇ちゃん「一緒に小説を書こう!

次女「いいよ!

〇〇ちゃん「話の中の季節とかいつにしようかね〜。あ、その前に主人公の名前はどうする?」

次女「……熱川夏男」

〇〇ちゃん「それじゃあ季節は夏決定じゃん(爆笑)」



みたいな。



あれ?文字にするとそこまでの笑いのセンスはないか……



と、とにかく、学校でも少しずつ素の自分を見せられるようになってきたことがとてもうれしい。



ちなみに去年までは毎日の宿題の漢字練習の際に毎回例文を自作していたのだが、いままでもちょこちょこそこでだけは素を出してはいた。



「整」の例文…「姉がついに目を二重に整形した



とか、



「団」の例文…「山田君に座布団を一枚持ってくるようにたのんだ」



とか。



最後に間違いがないかチェックするのが楽しかったな!

(いまは例文作りはなくなってしまった)



わりと笑いのツボとか、ものの感じ方とかが、人が仲良くなるのに重要だったりする気がする。

自分がおもしろいと思って言ったことを相手が楽しそうに笑ってくれると、私もすぐにその人を好きになってしまう。

次女もそうらしい。



次女ちゃん、良かったね!

タチアオイ


先月に実家からもらったタチアオイの蕾が、本日ついに開き始めた。



なんでも、毎年実家の庭に咲いているタチアオイを見ては多くの通行人が足を止めて「素敵な花の色ですね!」と口々に言っていくらしい。(父親談)

今年は私にも分けてあげたいと思い、父が我が家分も育ててくれていたのだ。



「ありがとう!で、どんな花の色なの?」と聞くと、父がひとこと



「すごくノーブル」



と言った。



うむ……、私は赤とか白とかピンクとかを聞いたつもりだったけど、一応「ノーブルな花の色なんだね!楽しみにしてるよ」と言っておいた。



すると父が小声で、「タチアオイは虫がつきやすいから、お父さんがおPちゃんにあげる鉢は毎日虫チェックをして駆除しておいたからね」と言った。

「虫?!」私は大の虫嫌いなので変な声が出てしまったが、「虫ダメでしょ?だと思って全部駆除したから。ほら、おPちゃんのタチアオイが1番葉っぱがきれいでしょ?!」と父が言うので他を見てみると、確かに他のタチアオイの葉には虫食いが結構あった。

「本当にありがとう!」と私は言い、帰り際鉢を自転車の後ろのかごに乗せていると、近くにいた母が「あら、この葉っぱ、ずいぶん虫食いの穴があるねぇ」と言った。

私は「えぇ?!お父さんが虫は全部駆除してくれたはずだけど……」と言うと、父は「ま、虫がいたらいたでピンセットでつまんでとれば大丈夫だよ〜。両目で見ても見えないくらいの小さな透明の5ミリくらいの虫だから。じゃあね」と家に入ってしまった。



うん、責めたわけじゃないのよ……。



家に持ち帰り何日か観察してみたがやはり虫食いが増えていったので、その存在が確定的になった。



私は虫は無理なので、日中に夫と長女に見てもらったが、残念ながら空振り。

調べたら夜行性とのことだったので、また夜に捜索をすることになった。

長女は虫はすきじゃないけど「得意」だ。とくに飛ばない虫、イモムシのような虫は「大得意」だ。

私の母が虫は大得意なので、虫に対する英才教育はばあばが全部やってくれたおかげで、虫と対峙しているときの長女はとても頼もしい。



でもね、お父さん。

調べたときの画像がどれも5ミリではなく5センチくらいのオオモノだったよ。その時から嫌〜な予感はしていた。



で、夜にまた夫と長女で再捜索をしたのだが、ものの5秒で発見!



だって、案の定透明の5ミリではなく、茶色の5センチだったから!!




きっと父は透明の5ミリの段階で駆除してくれてたんだろうな。

もう娘はアラフィフなのに、愛だね、愛。



無事駆除も終わり、今日やっと蕾からほんの少しの花びらが見えてきた。

オレンジよりの赤に見えるけど、どんなノーブルな色の花が咲くのか楽しみ♪



長女の頑張り!

それは先週の土曜日のこと。


その日は小学5年の次女の体育発表会の日であり、長女の週に1回の登校日でもある土曜日。


次女の学校はコロナ禍のため、運動会ではなく体育発表会となり、1、2時間目は低学年、3、4時間目は中学年、5、6時間目は高学年が発表するようになっていた。


一方、長女の高校は大学のように自分で時間割りを決めて、出席日数を満たすように自分でいつ行くか決められるのだが、この日は1時間目の授業から出たかったらしい。

いつものように「明日は7:40の電車に乗りたいから家を7:15くらいに出る感じでいい?」と聞かれたので頭の中でシュミレーションしたところ、「あーー!次女が学校に行くまでの30分間、次女がひとりになっちゃう!!」ということに気づいた。



その日の朝はおまけに久々のお弁当作りもあり、朝はバタバタしゃうな……と思っていた。



長女に「体育発表会とはいえ一応運動会みたいなものだから、朝ひとりにさせるのはなんかかわいそうだな……」と言ったら、長女が「もちろん、次女ちゃんひとりじゃかわいそうだからママいてあげて」と言った。

「でも本当は1時間目から出たいんでしょう?」と言うと、長女が「ずっと一人で学校に行ってみたいと思ってて、でも行けなくて。でもこの日を逃したら一生ひとりでは行けない気がしてる。ママや次女ちゃんに迷惑かけるのをそろそろ

本当にやめにしたい。だから土曜日はひとりで行ってみる」と言った。



で、当日。


本人いわく支度をして家を出るまでの間、部屋で号泣していたらしい。

私はお弁当作りで全く気づかなかった。いつもよりはリビングにちょこちょこ来るなとは思っていたけど、表情までは見てあげていなかった。

反省。猛省。

だけど、「こいつ助けてくれねーな」と思われたのが逆に良かったのかな。時間になったらスパッと「じゃ、行くね」とかっこよく出ていった。


次女を予定通り見送り、ひとりになった私がしたのはLINEのガン見。

家事をしながらもずっとLINEを確認するのだが、昼頃までNo連絡。


しびれをきらしてこちらからLINEをしてしまったが、「無事に着いたよ!」のみ。

この日は長女の方が自立してたな…。



いやぁ、それにしてもすごい。がんばったなー!

同世代の子たちを見るとパニックになったこともあったのに、よくひとりで行けたなぁ。

電車内はいつもは降車駅までは音楽を聞いて目をギュッと閉じていて、駅に着いたら私か次女が肩をたたいて合図しているのだが、ちゃんと目を開けても大丈夫だったのかな……。



まだ行くとき号泣してたと聞いて、褒めすぎると次回も行かなきゃとプレッシャーになると思ったので、とりあえず今日の頑張りと、ゆっくり次女と過ごせたお礼をたっぷりした。


これで来週からひとりで行けるようになるとは、そうは問屋がおろしてくれないと思うので、また行けそうなときでよいのでチャレンジして欲しいな。


私も長女を見習って何かチャレンジしなきゃ!