4月からの社保パート本格的デビューを前にして、今月は土曜日のみ他店のヘルプに入ることになった。
Kpop風に言えば、プレデビュー!?
来月度からはそこにもう1日自店でプラスして週5日勤務が始まる。
なので昨日初めて他店に出勤したのだが、もうすでに推しに出会ってしまった!
まぁ、正確に言えば「推し」というより「尊敬する人物」なのだが。
初めてのお店で私もかなり緊張していたのだが、そのお客様に出会えたあとは「私ももっともっと頑張ろう♪」と、少しだが楽しくもなってきた。
3本ラインのジャージの上下を来た年配の男性が商品を2つお持ちになってレジに来られて、「こっちはお金預かって頼まれたものだから、一緒にしちゃうとお釣りをちゃんと渡せるかなぁ……」とおっしゃっていた。
ビニールに見本の品と千円札が見えたのでお会計を別にするか伺うと、「いいの?ごめんね。歳取ると計算とかも早くできなくなっちゃって。ありがとうね」とおっしゃった。
そこまでは高齢化社会の日本ではまぁまぁある光景だったが、そのお客様が
「ついに今年で100歳なんですよ」
とおっしゃった。
お元気そうで買い物もできて、頼まれごともできて、ジャージも着こなしていて、私の中の100歳のイメージとは違っていて、80歳くらいにしか見えなかったのに!
「大正13年◯月◯日生まれなの☺️」
大正時代!!
すごい!素敵すぎる!!
しかも頼まれていないほうのかりんとうは、奥様の大好物とおっしゃっていて、かわいいやら素敵やら、他店勤務初日にしてそのお店の推しに出会えた!!
何歳になっても自分に会うのを楽しみにしている人がどこかにいる人生なんて、なんて素敵なんだ!
もう、憧れしかない!!!!
若さだけが人間の魅力ではないのはわかってはいたが、やはり本当にそう!
若い頃は目標とする人なり憧れる人はほぼ芸能人だったが、年齢を重ねるとそういった人はむしろ身近な人になり、しかも「あの人素敵だな。あの人みたいになりたいな」と思う人がたくさんいることに気付いた。
きっと、私の憧れポイントが見た目の華やかさやスタイル、おしゃれなどから、なんというかその人の「生き様」みたいなところに変わったからかもしれない。
「あの人素敵だなリスト」にまたひとり追加♪
私もいくつになっても優しく、かわいらしく、楽しく、元気に過ごせるように頑張ろう☺️