推しの区別がつきません!

最近、顔や名前がなかなか覚えられなくなってきたけれど、それでも推したい!アラフィフのおPさんの正直な気持ちを綴ります。

『青いあいつがやってきた?!』を読んで

昨夜、次女が寝るときに「今日読んだ本がすごく良かったからぜひママも読んで欲しい」と言った。

「ラストの数ページが切なくて泣きそうになった」と。



前回のブログで誓ったように、次女の望みはできる限り叶えてあげたいと思っていたところだったので、「明日必ず読むね!」と約束をして寝た。



自分が感動したものを誰かと分かち合いたいという気持ちは、きっと次女ちゃんの人生を豊かにしてくれるはず!

今朝、いつもより早く家事を終わらせ、次女の推しの本を早速読んでみた。






『青いあいつがやってきた?!』

(松井ラフ・作、大野八生・絵)

小学中級以上対象の児童書だ。



表紙の絵の通り、「青いあいつ」がカッパ風なのもちゃんと意味があって、そのカッパ風のあいつが上から目線なのも、その他の設定も全て無駄なものがなく、最初から最後までおもしろくて、なるほどこれは誰かにおすすめしたくなる!と思った。

次女イチオシのラストの数ページは大人でもうるっと来るような、少し胸に痛みを感じるような切なさだったが、ただこの本の素敵なところは、切なくて悲しいのに、それだけではなく最後には「よし、私も頑張ろう!」という気持ちにさせてくれるところだ。



あとがきを読むと、作者ご自身の体験がもとになっていると書いてあった。

私が同じ体験をしても、こんなおもしろい話はきっと書けない。才能があるって、素晴らしい!!



子育てを通してたくさんの絵本や児童書を読むこととなったが、中には大人でも心が揺さぶられるような本との出会いがいくつもあり、絵本や児童書、子供向けだからといって侮ることなかれ。



あぁ、もうすぐ七夕。



青いあいつ、うちにもやって来ないかな✨


(七夕近くにこの本を学校図書のおすすめにしていた訳が、よーくわかりました!グッジョブ👍)