推しの区別がつきません!

最近、顔や名前がなかなか覚えられなくなってきたけれど、それでも推したい!アラフィフのおPさんの正直な気持ちを綴ります。

同じことしちゃってるなぁ……

長女が高校にひとりで行くようになって、今日が6回目の土曜日。

行く前に泣くこともなくなり、一度も「やっぱり来て欲しい」とお願いされることもなく、頑張ってひとりで通っている。

それはとてもとても喜ばしいことなのだが、ひとつだけ喜べないことがある。



帰宅後、めちゃくちゃイライラしてらっしゃる……。



私は刺激しないように接することはできるからまだよいのだが、問題は次女だ。

次女は長女が帰宅してうれしいのでガンガン話しかけるのだが、それがうるさいのだと……。

次女が眠かったりして少し甘えた声を出すと「その話し方やめて。気持ち悪い」と……。


確かに次女は昔からいわゆる空気が読めないところがあるにはあるが、それは46歳の私や16歳の長女が逆に空気を読んであげなきゃダメでしょという話だし。


でも長女はまぁ「普通」の状態ではないし、頑張って学校に行って帰ってきたし……と思って、つい「次女ちゃん、お姉ちゃんが嫌だって言うからやめてあげて」と言ってしまう。はぁ……。


今日も「うるさい。しゃべらないで!」と次女が言われていたので「静かにしてあげて。そのかわり次女ちゃんが疲れたりしたとき長女ちゃんと同じことしていいから」と言った。


そんなまわりくどい言い方せずに、「言い方に気をつけて」と長女に言えばいいのに……。



長女がいなくなったら謝りに行こうと思っていたら、先に長女が次女のところに行き、「いつもごめんね。次女ちゃんがイライラしたら私にあたっていいからね」と言っていた。たぶん私の気持ちを長女が察してくれたのかな。



ただね……。私には年子で1つ年上の兄がいるのだが、その兄が超絶マイペースでしかも、はちゃめちゃくちゃ頭が良かったので、子供の頃から親でも議論しても負けてしまうくらい弁が立つため、私とケンカしても絶対に私にモヤモヤが残るハメになってしまっていた。私が「私なりの正論」を言っても「それはちがう」とすべて自分の考えが正しい、もっというと自分の考えだけが正しいと言っても過言ではない思考の持ち主だった。

さすがに母に「またお兄ちゃんにこんなふうに言われたよ…😭」と言うと、決まって母は


「そういうこと言うとお兄ちゃんから言い返されるのがわかってるんだから、怒らせるようなこと言わなきゃいいのに」


と言った。



母のことは大好きだが、この点だけはいまも心の小さなキズになっている。

どうして「おPちゃんはそう思うんだって」とか「考えはひとそれぞれだから、まちがいなんてことはないよ」とか言ってくれないんだろうと……。


だから幼い私は「私がお母さんになったら絶対に下の子の方をかわいがる!」と歪んだ誓いを立てていた。



親になり、さすがにひいきはしないが絶対に平等に接しようと思って生きていたのに、私も母と同じようなことを言ってしまった……。



育てやすいほうが我慢しなければならないなんて、不平等だよね……。

私も兄が超絶マイペース、超絶頑固だったから、それこそ空気を読んでいい子を演じてたなぁ。



次女には私からも謝り、次からは長女にも言い方がキツかったら注意するからねと伝えた。



いままで常に平等を頭に置いて子育てをしてきたけど、長女が病んでからは次女にはいろいろ我慢させてるよなぁ……。



次女がたくさん笑えるように、また気を入れ直して前に進むしかないな!!