推しの区別がつきません!

最近、顔や名前がなかなか覚えられなくなってきたけれど、それでも推したい!アラフィフのおPさんの正直な気持ちを綴ります。

大、乃至ギリ中。

正月休みを割と満喫できていたとある日の夜。

食卓で夫と次女と私の3人で、今年の抱負について話していた。


ちなみに私は毎年30個ほど目標を立てては、毎年1つも達成できずにいる。


しかし、今年はかなりの心境の変化があり、目標をしぼることにした。


そして例年のように、目標を立てているそばから実現不可能なニオイがプンプンしてくるような香ばしい目標ではなく、実現可能なニオイがする、置きに行った?はたまた守りに入った?寄せに行った?目標を立てることにした。



次女に「ママの目標は?」と聞かれ、満を持して「とりあえずあと3キロ痩せる!」と答えた。



実は、何を隠そう、去年の後半の半年間で6キロのダイエットに成功していたのだ!(本当は隠してないのに誰も気付いてくれないだけだが)



私は生まれたときこそ2800gのスレンダー女子だったが、なんと1ヶ月後にはすでにおデブちゃんとなってしまって以来、46年間ずっとおデブちゃんのままだ。

もちろん何度も何度も何度もダイエットに挑戦したのだが、どれも成功しなかった。

しかし、46歳の誕生日あたりに、肥満はコロナの重症化リスクが高いということや、突然目覚めた推し活欲に「ほんの少しでもいいからきれいになって推し活したい!」という思いが湧いてきたことや、「今後の人生の中で今が1番若いのか……」という恐怖?!やらで、今までまったく入らなかった私のダイエットスイッチが、突然ONになったのだ。



なので、去年までは鼻で笑われていた「3キロのダイエット」も非現実的な目標ではなくなったので、今年の第1目標にすることにした。



あらためて私は拳を握り、「エイエイオー!」のポーズをしながら



「ママの今年の目標。大デブから中デブになります!!」



と宣言した。



すると夫が「大から中って……」と言って笑いだしたので、私はここで「なんだ弱気だな」と舐められちゃいかんと思い、



「訂正します。大デブから小デブになります!!」と高らかに宣言した。



夫が「ヒィーー!!」と変な声で笑いながら、「ダイエット頑張りますって人ってさ、大から中とか小とかのサイズのほうじゃなくて、デブのほうをなくすんじゃないの?!デブの部分を残してダイエット宣言する人初めて見たよ〜!」と大爆笑した。



いやいや、こちとら46年デ部に所属してきたゴリゴリのデ部の部員は、そう簡単にはデ部から退部はできない故に、デブは残しつつサイズダウンを目標にしたのだよ……



それに私はすでに6キロ痩せたこともあり、淡い期待も抱いていたのも事実だった。



夫や次女から



「ママはデブじゃないよ!」や

「3キロ痩せたら小デブじゃなくて普通になれるよ!」



と言われることを……。



が、しかし、ふたりともそんなことは一切言わず、「ママの良いところはプニプニのお肉だから、確かに小デブくらいがいいかもね〜!」と言ったのだった……。



自分では6キロ痩せて割とスッキリしたと思っていたのだが、まだ私は大デブないしギリ中デブで、あと3キロ痩せても小デブだという事実が確定したのだった……。



やっぱり、本当はダイエットするからには小デブじゃなくて普通くらいになりたいな……。