推しの区別がつきません!

最近、顔や名前がなかなか覚えられなくなってきたけれど、それでも推したい!アラフィフのおPさんの正直な気持ちを綴ります。

スマートなお話。

昨日夫が、「俺もそろそろなんちゃらペイデビューしようかなー」と言った。

どうやら仕事仲間とのランチの際、現金払いだったのが自分だけだったらしく、恥ずかしかったらしい。

「なんか後輩たちが電子マネーで支払ってる姿がスマートだったんだよね」と言ったので、「わかる!私も自分だけ現金払いで焦ったことあるから」と夫の話に同調した。



私には母校の名前をつけて「〇〇〇〇ズ」と呼んでいる中学・高校(私立の一貫校だったので)のときの同級生の仲間がいるのだが、それは世の中がコロナ禍になる前に最後に集まったときのことだった。



私を含めた5人で、濃厚なチーズを料理にふんだんに使用しているのが売りのレストランでランチをして、そのお会計のときのこと。


混んでいなかったので別々にお会計をすることになり、私が最後に並んだ。

前の4人がみんな電子マネーでピッと会計を済ますのを見て、私も夫同様に焦ったが、その日たまたまパスモに割と多目にチャージしたことを思い出し、私も現金でもクレジットでもなくピッと一瞬のタッチで会計を済ますことができた。


5人も並んでたのにピッ、ピッ、ピッ、ピッ、ピッと会計が済んだのを見て、店員さんが



「みなさんスマートですね」



と言った。



1番近くにいた私が「えぇ?!」と言うと、そのイケメンの店員さんが慌てたように



「あの、お支払いが……」



と言った。



うん、まぁ、わかってたよ。わかってたさ。



5人の内訳は多数決でいうと痩せかぽっちゃりかで言えばぽっちゃりが多数派だし。まぁ、痩せか普通かぽっちゃりかでいってもぽっちゃりが多数派だし。

直前まで食べてたお料理も、ダイエット料理の真逆みたいなお料理だったし。



でも、何も言い直さなくても、ねぇ……(苦笑)



お店を出たあとで「店員さん、支払いがとか言い直してたよね〜」などと言ってみんなで大爆笑したのは、いまとなっては楽しい想い出。



早くまたみんなで集まりたいな。

大、乃至ギリ中。

正月休みを割と満喫できていたとある日の夜。

食卓で夫と次女と私の3人で、今年の抱負について話していた。


ちなみに私は毎年30個ほど目標を立てては、毎年1つも達成できずにいる。


しかし、今年はかなりの心境の変化があり、目標をしぼることにした。


そして例年のように、目標を立てているそばから実現不可能なニオイがプンプンしてくるような香ばしい目標ではなく、実現可能なニオイがする、置きに行った?はたまた守りに入った?寄せに行った?目標を立てることにした。



次女に「ママの目標は?」と聞かれ、満を持して「とりあえずあと3キロ痩せる!」と答えた。



実は、何を隠そう、去年の後半の半年間で6キロのダイエットに成功していたのだ!(本当は隠してないのに誰も気付いてくれないだけだが)



私は生まれたときこそ2800gのスレンダー女子だったが、なんと1ヶ月後にはすでにおデブちゃんとなってしまって以来、46年間ずっとおデブちゃんのままだ。

もちろん何度も何度も何度もダイエットに挑戦したのだが、どれも成功しなかった。

しかし、46歳の誕生日あたりに、肥満はコロナの重症化リスクが高いということや、突然目覚めた推し活欲に「ほんの少しでもいいからきれいになって推し活したい!」という思いが湧いてきたことや、「今後の人生の中で今が1番若いのか……」という恐怖?!やらで、今までまったく入らなかった私のダイエットスイッチが、突然ONになったのだ。



なので、去年までは鼻で笑われていた「3キロのダイエット」も非現実的な目標ではなくなったので、今年の第1目標にすることにした。



あらためて私は拳を握り、「エイエイオー!」のポーズをしながら



「ママの今年の目標。大デブから中デブになります!!」



と宣言した。



すると夫が「大から中って……」と言って笑いだしたので、私はここで「なんだ弱気だな」と舐められちゃいかんと思い、



「訂正します。大デブから小デブになります!!」と高らかに宣言した。



夫が「ヒィーー!!」と変な声で笑いながら、「ダイエット頑張りますって人ってさ、大から中とか小とかのサイズのほうじゃなくて、デブのほうをなくすんじゃないの?!デブの部分を残してダイエット宣言する人初めて見たよ〜!」と大爆笑した。



いやいや、こちとら46年デ部に所属してきたゴリゴリのデ部の部員は、そう簡単にはデ部から退部はできない故に、デブは残しつつサイズダウンを目標にしたのだよ……



それに私はすでに6キロ痩せたこともあり、淡い期待も抱いていたのも事実だった。



夫や次女から



「ママはデブじゃないよ!」や

「3キロ痩せたら小デブじゃなくて普通になれるよ!」



と言われることを……。



が、しかし、ふたりともそんなことは一切言わず、「ママの良いところはプニプニのお肉だから、確かに小デブくらいがいいかもね〜!」と言ったのだった……。



自分では6キロ痩せて割とスッキリしたと思っていたのだが、まだ私は大デブないしギリ中デブで、あと3キロ痩せても小デブだという事実が確定したのだった……。



やっぱり、本当はダイエットするからには小デブじゃなくて普通くらいになりたいな……。

大好きな赤城神社へ!

今日から長女の高校がまた冬休みが開けて始まったので、長女、次女と私の3人で長女の学校がある神楽坂へ行ってきた。


なぜ親子3人で高校へ?


長女は去年の4月から毎週土曜日に神楽坂にある通信制高校に通っているのだが、当初は3回くらいは行きに付き添って欲しいと言われ快諾した。だが、やはりどうしても行きは緊張してしまうらしく、年を越したいまも行きだけは毎週私が、また小学校が休みのときは次女も一緒に付き添っているのだ。


長女は中学で不登校になったのはいじめなど友人関係のもつれではなく、むしろ本当にお友達には助けてもらったので、本来ならそこまで緊張しなくても良さそうなものだが、無意識レベルで「学校に行きたくても行けなかった」「楽しそうなあの学生たちに自分はなれなかった」という気持ちがあるのか、学校の校舎や制服姿の同年代の子たちをみるとパニックを起こしそうになってしまうのだ。


「今日はママたちがいないつもりで学校まで行くね」と言った3回目の登校の日、その日に限って制服姿の大集団が途中から同じ車両に乗ってきたため、残念ながらチャレンジ失敗、過呼吸気味になり次の駅で慌てて降りた。


お茶を飲んだり他愛もない話をして少し落ち着いた長女に、ちょうど家と学校の中間だったのでこの後どうするか聞いたら、さすが頑張り屋の長女はとりあえず神楽坂までは行くと言った。「今日ここで帰ると、もう次回から二度と学校には行けない予感がするから」と……。


その思いは尊重してあげたかったので、とりあえず神楽坂に行くことにした。


「でも駅まで行っても学校まで行けるかはまだわからない……」と言うので、もし学校が無理ならせっかく神楽坂まで行ったんだからママの推しの赤城神社に行かない?と言ったら、それ興味ある!と言ってくれた。


神楽坂の駅に着いた長女は、やはり学校を想像すると震えてくると言うので、じゃあ赤城神社に行こう!ということになった。


長女が弱音を吐くときは相当ひどいときだから、行けないかもと言われた時点で私はわかっていた。

でも、耳鳴り、めまい、吐き気などがあったのに一縷の望みをかけて学校の最寄り駅まで来たことの方をたっぷり褒めてあげて、徒歩1分で着く赤城神社に向かった。


「この道を曲がったらとても立派な鳥居が迎えてくれるんだよ!……ほら!!」


「ホントだー!!なにこの非日常感‼」


と感動していた。


本当に赤城神社はおしゃれな街の中に突然あらわれるので、最初鳥居を見たときは私も驚いた。


境内も初夏だったので木々の緑が生い茂り、空気がとても美味しい気がした。


長女がポツリと


「ヤバい、何だか知らないけど泣きそうになってきた……」と呟いた。

さりげなく長女を見ると目が涙でキラキラしていた。


「神聖な空気って、初めて体感したかも」と言って何度も深呼吸をしていた。


神様が自分の頑張りを見守ってくれていると思ったのかな。

神様がつらい自分を救ってくれそうな気がしたのかな。


私も長女の送迎の時間つぶしにたまたま立ち寄ったとき、空気感、佇まい、その他諸々とても気に入った場所だったので、長女も気に入ってくれて嬉しかった。


で、今日。


先々週お参りしたときは出店なども出ていていつもの貸切状態ではなかったので長女は「私の知ってる赤城神社じゃない」と神社に?参拝客?にまさかのヤキモチを焼いて早々に帰ってきたのだが、今日は店などはなかったので参拝客は多かったものの、私達も参拝の列に並んでお参りをした。


おみくじを引くと長女が大吉、次女と私が中吉。

地元の氏神様を初詣したときの長女のおみくじにも書いてあったが、今日のおみくじにも「病はなおる」と書いてあった。



ありがたい!

今年も毎週お参りさせていただきますよ、赤城神社さん!!


あっ、でも……


本当は私が付き添わなくても長女ひとりで通学できるようになるのが1番いいんだけどね💦



写真は私の推しの、赤城神社の狛犬さん。珍しいおかっぱちゃん姿?でかわいい♪(表情はさすがに力強そうだけど!)